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おでかけ

鹿児島市から鹿屋市(大隅)3つの行き方 目的別おすすめ

◆鹿児島から鹿屋への行き方はどんな方法があるの?

◆鹿児島から鹿屋ってどのくらい時間がかかるの?

◆鹿児島から鹿屋へお勧めの移動方法は?

鹿児島へ初めて訪れる人には距離感や移動時間ってわからないことが多いと思います。

特に錦江湾を跨ぐ薩摩半島と大隅半島、鹿児島から鹿屋の移動は、地元民でしかわからない情報だと思います。

鹿児島市内から私が単身赴任で暮らしていた鹿屋市までの直線距離は40kmほどですが、
両市の間には桜島を抱く鹿児島湾(錦江湾)があり遠回りしなけばなりません。

鹿児島~加治木~国分~財部~曽於を周る高速道の距離が100kmもあります。

この記事では、鹿児島と鹿屋の目的別移動方法を紹介しています。

この記事を読めばあなたにとって、最適な移動手段を見つけることができます。

陸路や最短距離で移動できるする手段であるフェリーの就航情報等がわかりますので、最後まで読んであなたにあった移動方法を選んでください。

シンジィ
シンジィ
陸路が良いのかフェリーが良いのか?
そんな迷いを解決します。

桜島フェリー

鹿児島市内から桜島までの約4㎞を15分で結ぶ24時間運航の桜島フェリー

http://www.city.kagoshima.lg.jp/sakurajima-ferry/index.html

乗船時間

15分

料金

自動車(運転者1人運賃込み)
車長3m以上4m未満 1,700円
車長4m以上5m未満 2,350円
大人1人の運賃=250円

*令和6年7月1日運賃改定(値上げ後の料金です)

鹿児島市街地~鹿屋の総移動時間

1時間30分~2時間

お勧めポイント

フェリーが発着する「桜島フェリー鹿児島発着所」は、鹿児島市街地から近くアクセスしやすい場所にあるため、初めて鹿児島を訪れる土地勘の無い方でも迷わず着けると思います。
短い乗船時間ではありますが、雄大な桜島を正面に仰ぎながらの船旅は観光気分を味わいたい方にはお勧めです。

冒頭にも書いた通り24時間運航しており、夜間は発着の間隔が空くものの、昼間帯は3隻のフェリーがピストン運航しています。

乗船時刻を気にすることなく利用できるのが最大の利点です。

桜島に渡ってから垂水までの移動に時間がかかりますが、道中は錦江湾を巡る湾岸のドライブコースとなりますから観光目当てには良いコースでしょう。

また、桜島フェリー名物の「うどん」も楽しみのひとつです。是非記念に食してみてください。
*短い時間なので乗船したら直ぐに食堂に直行してください。

他に、うどんコーナー横のカウンターでは、鹿児島名産のサツマイモで作ったスイーツも売店のお勧めとして販売しているので、記念に食べてくださいネ。

鴨池・垂水フェリー

鹿児島市鴨池から桜島の南に位置する垂水市の中心部までを40分で結ぶ垂水フェリー

ピンクの新造船が就航

2023年10月下旬、30年ぶりにピンクの新造船が就航

https://www.iwasaki-corp.com/marinetp/tarumizuferry/

乗船時間

40分

料金

★令和6年8月1日より値上げ

自動車(運転者1人運賃込み)
3m以上4m未満 1,900円⇒2,300円
4m以上5m未満 2,350円⇒2,800円
大人1人の運賃=500円⇒550円

鹿児島市街地~鹿屋の総移動時間

1時間30分~2時間

お勧めポイント

垂水フェリーが発着する「鴨池フェリーターミナル」は鹿児島中心市街地からはやや離れた場所にあります。

観光等で初めて訪れた方はナビが必要となるでしょう。

桜島フェーリーに比べて発着の間隔が長く、観光シーズンなどは満車で次の便まで待つことも予想されます。

時間に余裕を持ってフェリー発着所への到着をお勧めします。

私の経験として、最後の一台に滑り込みセーフでヒヤリとしたことがあります。
乗船時間は40分と長めですから、疲れを癒したい、仮眠したい、と思っている方にはお勧めです。観光でなく仕事で長距離移動の方にはお勧めです。
桜島フェリー同様に垂水フェリーにも名物の「うどん」を食べることができます。小腹がすいた方にはお勧めです。

高速道路

鹿児島市の北部にある鹿児島ICから加治木~国分~末吉を経由して鹿屋ICを結ぶ高速道路
・鹿児島~加治木=片側2車線(有料
・加治木~末吉財部=片側1車線(有料
・末吉財部~鹿屋=片側1車線(無料

所要時間(高速走行時間)

1時間~1時間30分

料金

1,890円*普通自家用車

鹿児島中心市街地~鹿屋の総移動時間

1時間30分~2時間

お勧めポイント

全区間、ほぼ山間部を走る高速道路です。
従って、桜島が見える少しの時間を除き鹿児島観光としては不向きな移動手段といえるでしょう。

また、鹿児島~加治木間は九州自動車道の本線道なので、片側2車線の100km/h制限です。

加治木から鹿屋までの5~60kmは山間部の片側1車線となり、やや緊張して運転する区間となります。
特に夜間帯は明かりが少ない山間部を大型トラックが、速度超過気味で走っていますので注意してください。
ほぼ渋滞がなく移動時間を読むことができることから、移動時間に制限があるある方にはお勧めです。

トピック

加治木隼人間は現在片側1車線ですが、野久美田トンネル工事中で(現在2車線分のトンネルで開通)、4車線化工事実施中です。

まとめ

◆「料金」「時間」とも大きな差がないため、「利用目的」別に以下の利用方法をお勧めします。
観光目的⇒桜島フェリー
仕事利用(仮眠したい)⇒鴨池・垂水フェリー
仕事利用(正確な移動時間を要する)⇒高速道路

鹿児島県の真ん中に陣取る錦江湾は、太古の昔に桜島をはじめとする火山帯が噴火してできたカルデラ湖です。
錦江湾を挟んで西が薩摩半島、東が大隅半島で東西の生活を分断する不便な存在である反面、外洋と隔離されて穏やかで魚影豊かな生活の糧でもあります。

今回の比較対象にしていませんが、大隅半島の根占から薩摩半島の山川を結ぶ南九フェーリーも運行しています。風光明媚な錦江湾一周旅行を計画するのもおすすめです。

以上、単身赴任で鹿屋に赴き、鹿児島の自宅への往来に今日はどれで行こうか?と迷うこともしばしばありましたので、「料金」「時間」と「移動目的」から自分なりにお勧めの手段をまとめましたので、紹介させていただきました。

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